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DESIGN

洗練されていなくて、工業的で、無愛想。GOURDの製品にはどこかそのような印象が残っています。かたちも表層も、何も主張することが無く、ただコンセプトの完成を目指すことに重きをおいたその佇まいは、ものとしての姿を、素直に示しているようにも見えます。

GOURDのデザインは、試聴を繰り返し行い、その構造を決定していく過程において、常に流動的に進行します。最終的に、製品の目的と表層が乖離しない、表裏一体な姿になるように努めると共に、表層的なデザインをやめて、ものとしての姿を模索し、コンセプトに忠実に、リアルシンプルを探求しています。